カリキュラム 2025年10月

いつも喜んでいなさい、絶えず祈りなさい、全てのことに感謝しなさい
1テサロニケ5:16-18

秋という美しい季節に思うこと

日本の四季は彩り豊かです。ですから豊かな文化が育まれます。特に秋は、食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋と心も体も耕され成長できるステキな季節ですね。

日本食は今や世界中で”素晴らしさ”が認められています。日本はOECD加盟国の中で平均寿命・健康寿命は世界トップクラス、肥満率では最下位(一番肥満が少ない)です。もちろん日本食の影響が大きいです。

日本食の素晴らしさを改めて考えてみましょう

1. 栄養バランスが抜群に良い

  • 主食・主菜・副菜の組み合わせで、炭水化物・タンパク質・ビタミン・ミネラルが自然にそろう
  • 魚・大豆製品・野菜・海藻・きのこ類をよく使うため、低脂肪・高たんぱく・食物繊維・必須脂肪酸が豊富

2. 脂質が少なく質も良い

  • 揚げ物もあるが、全体的に油の使用量は欧米料理に比べ少なめ
  • 魚から摂れる**EPA・DHA(オメガ3)**は、脳・神経の発達、衝動性の抑制や動脈硬化や心疾患リスクを下げる

3. 発酵食品が多い

  • 味噌・醤油・納豆・漬物などの発酵食品が腸内環境を整え、免疫機能や代謝に良い影響を与える

4. 季節感と多様性を大切にする

  • **「旬」**を重視し、四季折々の食材を取り入れることで栄養価も高く、食卓が豊かになる
  • 彩りや盛り付けにも配慮し、視覚的にも満足感が得られる

子育て中のご家庭へのメッセージ

忙しい子育ての時期に毎日キチンとできてるか心配と思われている方もいるかもしれません。

大丈夫です。一週間単位でざっくりとの考えで。そして不足がちな栄養素は赤身肉・青魚・乳製品・豆類・海藻を組み合わせると、ほぼ全ての栄養をバランスよくカバーできます。そして野菜は保育園でいっぱい食べています。

食事で育まれる大切なもの

一番大切なのは**”楽しい食事の席”**にする事です。それは心と認知と文化を育む時間です。テレビを消し携帯を置き。

視点役割・効果具体例・工夫・カギ
基本的な意義栄養だけでなく、情緒・社会性・文化を育む場家庭の中の学校として習慣化
認知・学習語彙・数感覚・五感を育む食材の名前、数を数える、色や形を観察、産地や英語でも
情緒・安心感守られている安心感、幸福感、自己肯定感『美味しいね』と共感する、温かい雰囲気
社会性・人間関係順番、感謝、共感を学ぶ『いただきます』『ありがとう』を伝える、取り分け
文化・価値観感謝心・家庭文化の継承食前食後の挨拶、季節の食材を楽しむ
0〜5歳で大切なこと生活リズム・自立心・挑戦意欲の基礎形成決まった時間に食事、自分で選んで食べる体験
問題行動との関係楽しい雰囲気は挑戦意欲・行動安定につながる叱責の場にしない、共感と会話を大切にする

10月の楽しい予定

おみせやさんごっこ、親子お楽しみ会、秋の遠足などたのしい事がいっぱいです。


信頼し、感謝し 喜びであふれる10月にしましょう。

前の記事

運動会

次の記事

お知らせ