2023年6月 カリキュラム

「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。私につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。」ヨハネ15:5

著書“子どもたちに大切なことを脳科学が明かしました” 川島隆太(東北大学 医学研究所 教授)
で以下の内容の良し悪しを様々なデータから解き明かしています。
読まなくても何が良くて何が良くないのかは何となく分かりそうですよね。
そうです。当たり前と思っている事を言われます。
1章 子どもたちの脳の発達と生活習慣            早寝、早起き、朝ご飯、それこそ大切な生活習慣
2章 読み聞かせや読書習慣と脳     もちろん読み聞かせは重要、その後の学習習慣にも関係する大切な習慣
3章 メディアやインターネット習慣と脳             もちろん長時間メディア接触は非常に悪影響
4章 学習と脳の発達                            学習は脳をもちろん発達させる
5章 親子関係と脳の発達                             親子の関りは非常に大切
皆さんが思った通りです。
ではなぜ当たり前の事が出来にくいのでしょうか。
1つ目:当初からやる気がない。この場合は、知る事、そして重要さの理解が必要です。
2つ目:日々の習慣になっていない。
習慣にするまでの期間は「習慣形成」と呼ばれ、多くの研究の平均値として3週間ほど必要と言われています。
逆に言えば21日頑張れば習慣づくのです。気持ちが乗っている日もやる気がない日も関係なく「行動する」を21日間です。
3つ目:遅延報酬・満足(delayed gratification)ができない。
直ぐに満足したい思いを持つのが人間の習性です。「お菓子があったら食べたい、ゲームやゴシップ等興味があって楽しそうな事があったら直ぐにしたい、知りたい」と言うように直接的なドーパミンの刺激をいつも欲しがります。
しかし大切な習慣や非認知能力の豊かな個性を習得するためには遅延報酬・満足、その場限りではない長期的視点を持つ事が必要です。
4つ目:日々できるスケジュールになっていない。
子育て時期は忙しいです。仕事、家庭、趣味など しなければいけない事が沢山です。できたらいいな。ではなく他の事柄を整理しスケジュールの一つとなるといいですね。
乳幼児期、お母さん、お父さんの影響は絶大です。

園児は絵本の世界を満喫しています。5感をフル活動し創造力豊かに全身を使って楽しく活動しています。
成長ある6月を一緒に楽しみましょう。

活字離れは現実だと受け止めています。このカリキュラムも読み切る事が難しい方もいるかもしれません。
ビデオにもしますので音声が良い方は下記のQRコードから見てください。

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